私の唇はキス魔に持って行かれました

「か、か、きゃわいいっ!!!」


今、私の目の前には可愛いペンギンさんがいっぱいいます

手をパタパタさせて、ポテポテ歩いて…
ペンギンさん最高です

あ、今、ペンギンさんが私を見ました!
あの子はなかなかの美ペンギンです!

もう、たまりません!


「…かわいい」


私がペンギンの可愛さに魅了されてると、霧夜くんがポツリと呟いた


「だよね!ペンギン可愛いよね!!」

「ぇ…いや、ペンギンじゃなくて…」

「そうだよね、そうだよね!ペンギンの可愛さはもう罪だよね!…はぁ、癒される」

「………この、鈍感」


なんだか霧夜くんと話が噛み合ってない気がしたけど…
気のせいだよね?

はぁ、ペンギン最高っ!

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