私の唇はキス魔に持って行かれました

「店長!?どこいくんですか?!」


なぜかエプロンを取り店の外へ


「んー…えっと…あ、買い出し!大丈夫、今の時間は忙しくないでしょ?イケるって!じゃ、よろしくー」

「え、ちょっ、店長!霧夜くんに怒られますよー?!」


しかし、私の叫びも虚しく店長は脱兎の如く逃げて行った


「奈乃ー!焼きそば」

「あ、はい。今、行きます!」


店長の姿が見えなくなってすぐに霧夜くんに呼ばれる
そして、焼きそばを受けとる


「あれ?学は?」

「………。買い出しだそうです」

「………」


霧夜くんの雰囲気が怒りオーラに…
ついでに、眉間にシワまで寄せてる…

あーぁ…店長、説教決定だね





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