私の唇はキス魔に持って行かれました

「…ご馳走さまでした」


未緒の質問に黙秘を続けて、なんとか完食
器をテーブルに着地させたと同時に未緒の口が開いた


「どうだったの?小藤くんとのアルバイト!」


目をキラキラ輝かせて未緒は私に迫る
もう、逃げられない…

そう悟った私はポツリポツリと喋り始めた

< 54 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop