私の唇はキス魔に持って行かれました

「俺は馬鹿でも、阿呆でも、キス魔でも、変態でもない」


そして、私の頬っぺたをむにゅっとツネってきた


「いふぁいよぅ」


痛いよっと言うが上手く言えない
そして、離さない霧夜くん


「1つ、良いこと教えてやるよ」

「ふぇ?」


そこでやっと霧夜くんの手が私から離れる
っと同時に霧夜くんの顔が近付いてくる

そして、私の耳元で喋る



「俺、キスする相手…誰でも良い訳じゃないから」



え?
どーゆう意味?

誰でも良い訳じゃないなら…
なんで私に…?


「…どーゆうこと?」

「…知らね、自分で考えろよ」


意地悪く笑いながら私の頭を撫でる
そして、自分の席へと行ってしまった

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