私の唇はキス魔に持って行かれました

奈乃の背後にあった机に奈乃を優しく押し付ける

もちろん、奈乃はいきなりのことに慌てている

いきなりゴメンね…
でも、無理…
お口直しさせて…


「…んンッ!?」


俺は、さっき龍宮が俺にしたことと同じことをした
唇を合わせて、舌を割り込ませて、口内を侵す…

奈乃は…俺にされるがまま
必死に呼吸をしようとしている

その姿が可愛くて…
このキスが気持ち良すぎて…


「っ?!奈乃?!」

「は…ぁ…ふぇ…」


奈乃が気絶するまで続けてしまった…


「あー…ごめん、奈乃…」


気絶してしまった彼女に謝罪
完全に自分見失ってた…

とりあえず、保健室に連れて行こう…
さて、保健の先生に何て言おうかな?

まさか、キスし過ぎて倒れましたとは言えないしなぁ…

なんとか言い訳を考えながら、俺は奈乃を抱えて保健室へと向かった

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