Red☆G
「いてぇ…」

!?

「どうしたのっ?」


「あ‐、あいつ普通の吸血鬼じゃない」

「それは知ってる事でしょ?強い事は承知してるじゃない」

「いや違う。
あいつは吸血鬼だけど吸血鬼じゃない。…血を、吸うモンスターだ」

「そんなの、聞いたことない」

今まで一度も聞いた事ない。あのオカマがそんなヤツだったなんて…

「俺も聞いた事ないよ。
吸血鬼とモンスターの力を持ってるヤツなんて」




「ジョンソン、あたしの出番みたいね」

アクネリスさんが言った。
アクネリスさんはジョンソンのお姉さんだ

「遅いんだよ。」

「だってこんなんあたしの助けいらないと思ったからサ。」

「…」

「あの、私は何すれば…」

「何ができる?」

「敵から身を守るフィールドとか、式神を使って攻撃したりできます」


「上等だね。んじゃあたしらをフィールドしながら式で攻撃できるか?」

私は大きく頷いた。


「んじゃスタート。」
アクネリスさんはニヤリと笑った


…集中して…

段々とアクネリスさんとジョンソンの影が濃くなる。
影が濃くなればフィールドが成功した証拠。

あとは式を出す

いつもより小さめの式を出した。
小さいほうがスピードが速くなるから。
まぁ、私の体力が持たないってのもあるけど…
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