片想いだったね
まっすはこれからも更に学びたいと吹奏楽部の強い学校に、そして偶然にもバスケも有名な高校で今も続いている内山と入学が決まり、
翼は高校には行きたくないと言っていたが車をいじるのが好きな先輩に、機械の勉強してこいと工業高校を必死に受験勉強して見事に合格、
岬ッチは野球の強い学校に行くみたいだけど私と別れた後は一言も話すことは無かったが、みほちゃんと付き合ったというのは意外にも最近らしい。
私は地元の高校に入学なので皆とバラバラになってしまうが、寂しいのは当たり前だがそれは皆同じ。
「高校生になっても絶対会おうね。」
「美紀当たり前じゃん!」
「次会うときは、俺絶対彼女いるけど美紀もまっすも苛めないでね~。」
「あ、それ私も言える。」
「内山君連れてくね。」
「うっち~と続いてればね~。」
「翼っ。」
「あ!ねぇねぇ、勝負しない?」
私が卒業証書をポンポン持って提案する。