記憶 ―砂漠の花―のレビュー一覧
長編でシリーズモノだけど、読み飽きない!…そんな感じの作品です。 絶対に、一度読んだら続きが読みたくなりますよ \(∀`)/
わたしたちの信じるものは、最後は心。それだけなのかもしれない。 砂漠にあざやかな、アイリの花。 この物語は果てを知らず、砂漠の彼方の空の向こうまで拡がる。 きっと彼らが、「生きている」って、思う。 切なくあたたかく、心潤う、美しい魂の物語です。
人は皆、それぞれが最も良いと思った道を選んで生きていく。 けれど、その道が絡み合い、悲劇的な結果を呼んでしまうこともある。 悪を倒しさえすれば平和になる?世の中そんなに単純じゃない。 リアリティあふれるファンタジー。
涙が、あふれだすラストでした。 こんなにも、辛い愛が、恋が、切なく絡み合い、心を縛り付ける。 王家の拾われッコ、アイリは、「兄」である、アズへの愛情を隠したまま、日々を過ごしていた。 あの日が来るまでは……
運命を信じている人。 いつも見る夢を信じたい人。 ここではない違う世界への憧れを抱いている人。 ぜひ1度ご覧になってみて下さいm(._.)m アナタももしかしたら、運命に導かれて、今のこの世界へ来たのかもしれない…。 そぅ思わせてくれる、切なくも愛おしい物語です。
優しい想いで綴られた、恋愛ファンタジーです。 作者、もんこさんの伝えたい想い、主人公アイリの切ない恋心、国と人への怒り、悲しみ。 苦しい位伝わってくるのに、重さを感じさせず最後まで一気に読ませます。ほのかな恋愛と、物語のテーマのバランスが抜群で、恋愛が苦手な方も、ぜひお読みくださいませ。キャラクターも魅力的で、私は最後の最後でアランに落ちました←ギリギリまでアズ派でした。 ラストで私が大泣きしたのは、ここだけの秘密です。