冷血ボーイ




無言でコクリと頷いた。




俺、どうしたらいいんだろ。




こういうこと、まだ親父に頼っちゃうところが…だめだよな。




ひまを守るって決めたのにな。

何か情けねぇな、俺。





しばらく沈黙が続いた後、親父は耳の疑うようなことを、サラッといった。




「玲央」


「…ん?」






< 169 / 312 >

この作品をシェア

pagetop