冷血ボーイ




まっすぐに俺の顔を見る親父。





こんなに親父にしっかり見られるのなんて、何年ぶりなんだろ。





「海野さん、だったか?」


「あぁ…」




ひまわりのフルネームなんて、知っているはずなのに。





今更確認するなんて、変だ。





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