冷血ボーイ




黙る親父が憎く思えた。





自分の都合の悪いことになると、黙るのかよ…。





「言えないんなら、別れる理由なんてないよな」




俺はそう言い捨てて、校長室を勢い良く飛び出した。




なんなんだよ…!

なんでだよ…!




親父全てが、理解できねえよ。





今からひまの待ってる裏門に行かなきゃいけない。




何だかひまに会うのが、辛い。



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