９人同居生活はじめます。

「まさ、くん」



「はぁはぁ・・・」






鬼のような声で
叫んだまさきくんのおかげで
喧嘩はピタッとおさまった。






「しゅん、話あとで聞くから
とりあえずこっちこい。」




「・・・ん」





さすが、まさきくん。





「待て、や・・・」





もう、なんでこの男
こんなにしつこいんやろ。







「しゅんがすいませんでした。
まぁでも、しゅんが何もなくこんな
怒るわけないし、お前何かしたんやろ」




「・・・っ」







まさきくん、怖すぎる。






「もう、さっさと帰れ。
お前が何したか聞いたら
多分、俺もどつくぞ」




「・・・くそっ！」






あっ…



男は最後の力を
ふりしぼって帰っていった。