fragile
一歩

一時間くらいその場でじっとしていた。

少し痛みが治まり、立ち上がることができた。

足音が聞こえ振り替えると、そこにはミキがたっていた。


「私何かしちゃった
かなぁ…」
と言うと、
「馴れ馴れしく話かけないで。と言うより、学校来ないで?」
予想もしてなかった発言に、すぐに言葉も出なかった。


「…なんで…………」

「莉沙って正直ウザいし男好きだし、なんか嫌いなんだよね…」

「…え」

「これ思ってるの私だけじゃないよ?」



< 23 / 27 >

この作品をシェア

pagetop