†黒ウサギの仕事†Ⅱ
目的地に着いた。
僕と雷は車から降り、ゆっくりと校舎の中へ入って行った。
辺りは子供たちの笑い声で賑やかだ。
僕達が暴れだしたらきっと…
一瞬にして鳴き声やうめき声に変わる事だろう。
「じゃあ行くよ」
雷はそう言って教室の中へ先に入って行った。
パーンーーーー。
銃声が鳴り響いた。
僕も教室に入り、まずは一人目を殺した。
「離せよ!なにすっ…!!!」
生意気なガキにはお仕置きが必要だね。
僕はなんのためらいもなくそのまま真っ二つに切った。
あぁ、顔に返り血が…。
僕の身体に返り血が増えれば増えるほどゾクゾクする。
あぁ、なんて楽しいんだろう。