†黒ウサギの仕事†Ⅱ



雷は渋々と掃除を始めた。



僕は食料の買い出しに出た。




前いた街とは違い、この街はあまり活気がなく、若い人はあまりいない。




僕達にとってはすごく良い場所だ。



僕はレンズの入っていないメガネをかけ、できるだけ目立たないような格好をした。







歩行者は少なく、まるでーーー。








「死んだ街だ…」






そう。まさにその言葉が合う街だ。








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