†黒ウサギの仕事†Ⅱ
~黒ウサギ~
雷は僕の顔を見て何かを言おうとしてるが上手く喋れないのだろうか。口をパクパクさせている。
雷、ゴメンね。だけど僕許せないんだ。
僕の「仲間」を殺した。目の前にいる悪魔が憎くてたまらない。
例え敵の数が圧倒的に多くて勝ち目がないのが明らかでも僕は仲間を傷つけるやつは命をかけてでも守り通す。
僕はそんな事を思いながら武器を握る自分の手に力を入れていた。
強く強く。手がいたくなってきたがどうやら自分のこの手は力を抜こうとしない。
おかしいね。自分の身体の一部なのに…。
僕の身体は脳からの指令を逆らっているかのようだ。
全く言う事を聞かない。
今こうして冷静にいれるのもおかしいのだが。
今から殺されるかもしれないのに何故だろう。
とてつもない力が身体中から溢れ出て早く早くと言わんばかりにざわめく心臓。
そう、それはまるで…………。
早く殺したい。
そんな感じだ。
雷は僕の顔を見て何かを言おうとしてるが上手く喋れないのだろうか。口をパクパクさせている。
雷、ゴメンね。だけど僕許せないんだ。
僕の「仲間」を殺した。目の前にいる悪魔が憎くてたまらない。
例え敵の数が圧倒的に多くて勝ち目がないのが明らかでも僕は仲間を傷つけるやつは命をかけてでも守り通す。
僕はそんな事を思いながら武器を握る自分の手に力を入れていた。
強く強く。手がいたくなってきたがどうやら自分のこの手は力を抜こうとしない。
おかしいね。自分の身体の一部なのに…。
僕の身体は脳からの指令を逆らっているかのようだ。
全く言う事を聞かない。
今こうして冷静にいれるのもおかしいのだが。
今から殺されるかもしれないのに何故だろう。
とてつもない力が身体中から溢れ出て早く早くと言わんばかりにざわめく心臓。
そう、それはまるで…………。
早く殺したい。
そんな感じだ。