一方通行→→love!


カラオケについて皆で部屋にはいった時


「ごめーん!遅れちゃったぜ」


パチンッとウィンクをして部屋にはいってきた男


長身で、細身。顔はイケメン部類・・・


けど、どう見てもチャラ男だった


(私の苦手タイプかも・・・)


そう思った矢先


「っしょっと!」


不幸にも、私の隣にそのチャラ男が・・・


最悪!気分下げ下げだぁ・・・


顔はいいのに・・・なんて思いながら、チャラ男の顔を見つめていたら、目があってしまった


「ん?そんなに見つめて、惚れちゃったの?佐々木由奈ちゃん♪」


「はぁ!?誰が・・・!」

ってか!


「なんでアタシの名前知ってんのよ!?」


本当、だから嫌いなの、こういう男


「そりゃあ知ってるよ~、絶世の美女の名前はもちろんチェック済み☆」


あーもう、なんなんだ、うっとおしい!


「へー。そー。ありがと。」

正直言って興味ない

だって、このての男なら昔から山というほどいたから


「なんか反応薄いなぁ」

苦笑いのチャラ男をガン無視


「あ、俺、涼!ヨロシクなっ」


ただ、笑顔はスッゴいかっこいい青少年だな、とか思った自分に鞭を打つ!

バカバカしい。こいつはチャラ男。今はカラオケに集中集中!

「次、マイク、マイク私にー!」



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