えくぼ~春風~
「ちょっ…ちょっと蒼っ!
どこいくの?」
蒼さっきから黙ってる…
怒らせちゃったかな…
「いーからこい。」
もうなにがしたいのかわかんないよ…
すると蒼が使われてない
教室に入った。
ずっと蒼はあたしをみつめてる。
うぅ…
「…蒼、なんか怒らせたなら
ごめんね…?」
「お前自分が言ったことくらい
覚えとけよな。」
「えっ…」
「それとも本当に忘れちまったのかよっ…」
えっ…
蒼ってそんな寂しそうな顔するの…?
「ごめんね。
あたしなんかいった?」
「電話。」
電話…?
あっ!
「昨日の!
ごめんね!急に昨日は変なこといっちゃって…」
「そーじゃねーだろ。」
「聞きたくねぇのか俺の話。」
「えっ…
怒ってたんじゃないの…?」
もう怒って教えてくれないのかと
思ったよ…。
「そんくらいで怒るかよ。」
「そうだよね…」
いじめられてたせいかな…?
すぐ謝っちゃった…