悪魔狩り屋と優しい悪魔

結界から出ると、悪魔たちが一斉に襲いかかってきた。

私はコートを翻し、引き金を引く。悪魔たちが断末魔をあげながら塵になるのを確認すると、宙返りをして地面に着地した。

「死にたいやつからかかってこい!!」

私は悪魔たちに叫ぶと、鞘から神器を抜いた。瞬間、神器が淡い青色の光を放つ。

私は一気に地面を蹴ると、悪魔との間合いを詰め悪魔を一刀両断する。

『死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!』

先程と同じ刀を持った悪魔が私めがけて刀を振り下ろす。

私は神器でそれを受け止めるー重い

相当の力で押されているからか、片手で支えるのが辛かった。

私は一瞬だけ力を抜いた。瞬間、悪魔がにやりと笑うと一気に押した。

いまだ…!!私は一瞬で銃と神器を持ち替えると、悪魔の額に銃口を当て引き金を引いた。


断末魔と共に、悪魔は黒い塵となったー
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