悪魔狩り屋と優しい悪魔
同じころのとあるビル―
「へぇ…結構やるじゃん♪」
ビルの上から、俺は悪魔狩り屋の動きを見ていた。
「しかも、結構可愛いし悪魔にしちゃいたいな…」
俺はゆっくりと目の力を入れ、悪魔狩り屋の顔を見た。
「うーん…あの技といい、あの顔といい、やっぱり同じクラスの奴かな…?」
俺は立ち上がり、ビルから飛び降りた。
「明日、学校行って調べるか…」
俺は悪魔狩り屋を見ながら微笑み、踵を返した。