私はあのコと一緒
私にもまだ望みがあるでしょう?
ピピピ
37、9
「上着なんか脱ぐからだよ」
「走り回ったら暑くなって…つい??」
「北海道の冬をなめんな!!」
「孝之」
「彩っ」
「倒れたって大丈夫!?」
「全然大丈夫!!
この通りピンピンしてる!!」
何よ… 熱でフラフラねくせに
私がいること忘れて
笑ってないでよ
「じゃ明日ね」
「おう」
「彩終わった?」
「うん 帰ろ」
この声…あのコと彼だ
そんな悲しそうな顔しないで