特等席
声すらかけれなくて
おはようすら言えなくて
もう
一緒に球場に行くこともなくて
だんだん広がった距離は
縮まらないまま
気持ちを押し込むように
受験勉強に挑んでいた
15歳の私
おはようすら言えなくて
もう
一緒に球場に行くこともなくて
だんだん広がった距離は
縮まらないまま
気持ちを押し込むように
受験勉強に挑んでいた
15歳の私