〈短編〉かわいくなりたい
七菜と別れて…コンタクトレンズ屋に行った。



すぐにはコンタクトを買えず。視力などを測ったりして私はもう目が重たくて…今にも閉じそうだ。



会計の近くのベンチでコンタクトを持ってくるのを待っていた。



「お待たせしました〜!」

ハァーやっと買えたよ。


コンタクトを買ってすぐに家に帰り、帰ったあとすぐにコンタクトをはめてみた。コンタクトをはめて……やっぱり初めてだからもの凄く痛かった。




「お母さん!目が痛いよ」
涙ながらに台所でご飯を作っているお母さんに近づいて行った。


「当たり前!誰もがコンタクトを初めてはめて痛くない人なんかいないわぁもしかして…あんたコンタクトが痛いってことを知らずに買ったの」



「……なんか悪い…?」
図星だ…


お母さんは私の顔を見るなりわざとらしくため息を出した。



ピーンポーンーーー
家のチャイムがなった。


「陸!お母さん手離せないから陸が出て」


「はぁーぃ」


駆け足でドアを開けに行った。



ーーーガチャッーーー


誰なんだろ?


ーーー……ぇぇ
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