〈短編〉かわいくなりたい
もういいや・・・。
私は幼馴染でよっかた・・。
幼馴染になれたから和也に出会ってこんなににも好きになったし・・・・かわいくなりたいと思えた。
和也は私のこと幼馴染と思ってないならどう思ってるの??
すごく気になる・・・・。


「じゃあ・・・私はなに??」


和也は目をまん丸にして私の顔をみた・・・。

 
「わたしのこと幼馴染と思ってないならなに??」



・・・・・お願い・・・・答えて・・・・。


「陸ーーーーーーなにやってんの!!玄関で友達??」


お母さんはそういいながらリビングから玄関へちがずいてくる足音が聞こえた。


お母さん・・・・・タイミング悪すぎだよ・・・・・。

お母さんは和也の顔を見るなり笑顔になった。

「あら〜和也君じゃない!!どうしたの??」

お母さんは和也のとこが大好きでよく家にご飯を食べに来ないか誘ってる・・。今でもそうである。

「イヤ・・なんか親2人で沖縄に行ってきたもんでお土産を渡して来いと言われたもんで・・・。」


といいながら和也の右手にあったビニール袋からお土産を出して私のお母さんにそっと渡した。


「あら〜ちんすこうじゃない(ちんすこうと言うお菓子があるらしい)」
ニコニコしながらそのお土産をみていた。

「和也君!!今日どう?ご飯?うちで食べない??」

・・・・・・・・・・ええ!!!!お母さん本当にタイミング悪いよ!!
今は一緒にいずらいよーーーー


「いいっす。今日はやめときます。」
和也は笑顔で頭を下げた。

「んじゃぁ・・。おじゃましました。」

外にでながらそう言った。ドアが閉まったとたんお母さんは私の顔を見た。


「陸ーーーあんた和也君とケンカしてでしょ??」

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