ありがとう…ごめんね。
何それ…てか、私の親父はいないんだよー
母親と離婚してとっくに消えてんだよーと思った。
すると、「お前の親父なら俺の組にいるいるぜ」
と言って来た。
組?組って1組2組の組か?
「言っとくけど、1組2組の組じゃないぞ」
わぉこの人私の思ってること言い当てたよー
なんだかあたまがおかしくなって来た~
「言い当てたんじゃなくお前声に出てるんだよ」
「ほぇ?ウソ!全部?」
「アハハハ。ぁ~お前面白すぎる。ヤベェー。
おい、ついたぞおりろ。」
…はい?何それ?てか、ここはどこ~
「ここは、俺の家だ。」
ソーなんだ~
てか、藤原組って…あれ?これってまさかの
ヤクザなの?この人
「そういやまだ言ってなかったなー。
俺藤原組の若頭。
藤原光輝 ふじはらこうき だ。」
へぇーソーなんだー
てか、広くない⁈
イヤ、広すぎるこれは、いったいなに?
「これは、庭だ」
どんくらいあるんだ⁈
「1500坪くらい」
歩くのはしんどい
「バイクで行くぞ」
運転できねーよ
「後ろに乗れ」
誰のだよ
「俺のだよ」

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