あたしだけの俺様王子!


~佑都side~



たくっ。あの女ほんとしつけぇ。

俺は好きなやつがいるって、

何回言わせんだよ。

いつの間にかもう真っ暗じゃねぇか。


そんな事を思いながら歩いていると、



「大分暗くなっちゃったなぁ。」 


そんなことを言いながら靴を
履き替えているゆきちゃん。


「ゆっ、」


あっ、そうか。

もう話しかけたらだめなんだな。

でも、心配だから家までついてこ。



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