あたしだけの俺様王子!



「うん。それで許してあげる。」

そう言って佑都は離れた。


もうちょっとくっついてたかったな。
って、あたし何考えてるの!?


「ん?なに?物足んなかった?」


そう言うと佑都は近づいてきて、



「でも、キスはおあずけ。
ちゃんと大きい声で名前呼んでくれたらね。」


そう言うと出て行ってしまった。


そっ、そんなの無理だよっ。





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