あたしだけの俺様王子!




あたしはベッドにくるまって、
佑都は椅子のうえで、



「ごめんね。助けてあげられなくて。
俺、本当情けないよな。」


佑都が謝る。


「佑都は悪くないよ。あたしが悪いの。」


雰囲気は重くなるばかり。



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