ストレイト


「じゃあ、送ってくよ。っていうか、委員会がある日は俺に言って?送るから。」


と桜木君はにっこりと笑った。


「ありがとう!」


断ることなどしたくなかった私はすぐに返事をした。

それからは時間はあっという間に過ぎていき、あと少しで家だった。


家がもっと遠くにあれば良かったのにと、初めて思った。


< 22 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop