あやなき恋



私の答えにお母さんは嬉しそうに笑った。



「そう。じゃあ出かける支度しておいてちょうだい。夜ご飯食べに行くから」



うん。



そう言って私は部屋に戻った。



──バタン



はぁ、とため息が出た。



< 2 / 26 >

この作品をシェア

pagetop