アリス姫。
神原はホチキスに挟まった制服を引っ張る。


「誰がこんな化けホチキスでやれって言ったよ!?」


「だ…だってこれしかなかったんだもん!!」


「普通のホチキスだったら戸棚にあるだろ!」



そ…そんなの知りません(´;ω;`)ブワッ





神原は噛みついた針を一生懸命取っている。


なんか…よく見ると本当可愛いなぁ…



うわまつ毛長ッ…



ちょっぴり変態なワ・タ・シ




(キモいと思った方どうぞスルーしてください。)











「取れたぞ。」


「ふぇ?」




ボケ~っとしているうちに、神原は針を取り終えていた。




もったいないような…もったいなくないような…(´・ω・;)


「ありがと…」



神原は疲れたように椅子に座った。



「ごめん…なんか逆に足手まといになっちゃって…」


「そんな事ない。」




……え?



神原は真剣な顔をしている。



「アリスに怪我がなくてよかった。」







ずきゅん♪







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