ユアサ先輩とキス・アラモード
湯浅はキスを中断し、真帆の体を両腕でしっかりと支えた。
「キスはまだ、終わってないよ」
「えっ!」
再び顔が近づいて来れば、真帆の上唇を湯浅の唇がやさしくやさしく挟んだ。羽でなぜているかのようなソフトタッチに、首筋がザワザワした。気が付けば、両手を首の高さできつく握りしめていた。
キスが終わると湯浅は真帆を立たせ、ゆっくり手を放した。
「わっ!」
しかし足元がフラつき、結局湯浅に抱き留められた。
(ヤバイ……あたし、おかしくなっちゃった)
「そんなにメロメロになってくれて光栄だよ。指導して疲れたのがフッ飛んだ」
「いえ、とんでもない」
湯浅は真帆の耳元へ口を近づけた。
「なんだったら、明日は唇以外にしようか?もっとキモチよくなるかもしれないぜ」
ガバッ!と真帆は体を離した。顔は全面真っ赤で、完熟トマトのようだ。
「おや、元気じゃないか。キスで腰砕けになっていたのは演技か?」
「ちっ、違います!ちょっとめまいがしたんです」
湯浅はなめるように足元から顔まで見た。真帆は危険を感じ、両手で体を抱きしめた。
「どこにキスしようかな。足首?それともヒザ?太もも?」
「唇がいいです!他は結構です!」
「遠慮しなくていいんだよ。俺と君以外、ここには誰もいない。制服を脱ぎ捨てて開放的になっても問題ない」
「お、お先に失礼します!」
真帆はクルリと背を向け立ち去ろうとした。すると左手首を湯浅がつかみ、引き寄せた。目が合えばニヒルに笑った。
「中林、明日は君からキスしろ。すごくセクシーな感じで」
「はい?」
「可愛いキャラは、もう飽きた」
湯浅は左目でおちゃめにウィンクした。
(ぬわんですって!)
「キスはまだ、終わってないよ」
「えっ!」
再び顔が近づいて来れば、真帆の上唇を湯浅の唇がやさしくやさしく挟んだ。羽でなぜているかのようなソフトタッチに、首筋がザワザワした。気が付けば、両手を首の高さできつく握りしめていた。
キスが終わると湯浅は真帆を立たせ、ゆっくり手を放した。
「わっ!」
しかし足元がフラつき、結局湯浅に抱き留められた。
(ヤバイ……あたし、おかしくなっちゃった)
「そんなにメロメロになってくれて光栄だよ。指導して疲れたのがフッ飛んだ」
「いえ、とんでもない」
湯浅は真帆の耳元へ口を近づけた。
「なんだったら、明日は唇以外にしようか?もっとキモチよくなるかもしれないぜ」
ガバッ!と真帆は体を離した。顔は全面真っ赤で、完熟トマトのようだ。
「おや、元気じゃないか。キスで腰砕けになっていたのは演技か?」
「ちっ、違います!ちょっとめまいがしたんです」
湯浅はなめるように足元から顔まで見た。真帆は危険を感じ、両手で体を抱きしめた。
「どこにキスしようかな。足首?それともヒザ?太もも?」
「唇がいいです!他は結構です!」
「遠慮しなくていいんだよ。俺と君以外、ここには誰もいない。制服を脱ぎ捨てて開放的になっても問題ない」
「お、お先に失礼します!」
真帆はクルリと背を向け立ち去ろうとした。すると左手首を湯浅がつかみ、引き寄せた。目が合えばニヒルに笑った。
「中林、明日は君からキスしろ。すごくセクシーな感じで」
「はい?」
「可愛いキャラは、もう飽きた」
湯浅は左目でおちゃめにウィンクした。
(ぬわんですって!)