恋に恋する乙女達へ
「きっと、詩集とかよむんですよ。多分。ほら、バイロンとか、オシャレっぽいの」
と、ダイエット班班長。
「金子みすゞならー?」
「小学生か!」
「違うよー、横文字のがいいー」
「…マザーグース?」
「小学生から脱出して!!」
「お嬢様っぽいこと…、バイオリン?」
また、イメージでものを言う。
「弾くか?」
昌がバイオリンを差し出す。
「弾かないわ!てか、なんであんの?!」
「私物」
「寮長の…?」
「いや」
昌は、外を気にするように見る。
と、ダイエット班班長。
「金子みすゞならー?」
「小学生か!」
「違うよー、横文字のがいいー」
「…マザーグース?」
「小学生から脱出して!!」
「お嬢様っぽいこと…、バイオリン?」
また、イメージでものを言う。
「弾くか?」
昌がバイオリンを差し出す。
「弾かないわ!てか、なんであんの?!」
「私物」
「寮長の…?」
「いや」
昌は、外を気にするように見る。