恋に恋する乙女達へ
「まぁ、とにかくそういう組織だ。恭には、男性側の視点から意見を述べてもらいたい」
「わかったけどさ…。脱いでもいい?」
自分が着ているセーラー服をつまむ。
「可愛いのに…」
「脱いじゃうの?」
「写真いい?」
乙女達が、再び恭にむらがる。
「恭、脱がないでいい。退寮の時もどうせ着るんだ。あと1時間我慢しろ」
寮の門には監視カメラがある。
男の姿を記録に残すわけにはいかない。
「いいだろう?スカートなんて、なかなか体験出来ないぞ」
「…言いにくいんだけどさ、このスカート緩いんだよね」
落ちてくる
と、手を離すとスカートがずり落ちる。