恋に恋する乙女達へ
「、言われなくとも。…片付け任せたから!」
逃げたようで嫌だが、この状態で一緒にいるのはもっと嫌だ。
昌は足早にいなくなった。
「グッジョブ!変態王子様」
クスクス笑いながら教室に入ってきたのは美紀。
「なんですか、先輩」
心底嫌そうな顔で、美紀を見る。
「見てたよー。一部始終」
どうせなら、傷口舐めてほしかったなー
からかうように続ける美紀。
「見てたなら、助けてあげてくださいよ」
「私が見てたのは君だよー」
ふふふと、意味ありげに笑う。
恭の顔から、すっと赤みが引いた。
「いくら心配だからって、窓の外から覗いてるのはどうかと思うよー」
怖ーい
キャハハと、楽しげに笑いつづける。
逃げたようで嫌だが、この状態で一緒にいるのはもっと嫌だ。
昌は足早にいなくなった。
「グッジョブ!変態王子様」
クスクス笑いながら教室に入ってきたのは美紀。
「なんですか、先輩」
心底嫌そうな顔で、美紀を見る。
「見てたよー。一部始終」
どうせなら、傷口舐めてほしかったなー
からかうように続ける美紀。
「見てたなら、助けてあげてくださいよ」
「私が見てたのは君だよー」
ふふふと、意味ありげに笑う。
恭の顔から、すっと赤みが引いた。
「いくら心配だからって、窓の外から覗いてるのはどうかと思うよー」
怖ーい
キャハハと、楽しげに笑いつづける。