恋に恋する乙女達へ
全ての班の報告が滞りなくすみ、
小休止となった。

「昌ー、私も正規会員にしてよー」
美紀が女の子らしい声で訴える。


「…今まで付き合った男性の数は?」

美紀がしばらく考える。
「アウト。即答で0じゃない奴に参加資格はない」

「えー。私いたら、モテ子計画飛躍するよー。いろいろ教えてあげられるしー」

美紀の必死のアピール

美紀が必死になれるほど、ここは楽しいのだ。
集会はいわばお茶会で、美味しい紅茶と上品な菓子。
また、話のネタも大量にある。
美紀に言わせると、彼氏を作るために必死になっている様子は、

笑える

だそうだ。
しかしながら、昌は美紀のアピールを断固拒否。


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