BEST FRIEND♪



 私の体が、吹っ飛んだ。



「きゃっ」




 床に、体を押し付けられて。


 
 そっと目を開けると、まったく知らない男の子が、私の上にいた。



 どんぐりみたいに丸い目。


 茶髪。


 童顔。



「大丈夫…ですか?」



 男の子が、言った。


「へ?」




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