ブランコ
プロローグ
       プロローグ


 小さいころ乗っていた乗り物それはブランコ。

 小さな子供でも鎖につかまって椅子に座っていれば楽しむことができる素敵な乗り物

 公園に行くと必ず乗るというぐらいにポピュラーなもの

 子供にとっては楽しすぎる乗り物

 母親は「早くなさい」とか言いながら温かな目線で見守ってくれている

 父親は土日に公園に遊びに行くと隣で一緒に乗ってくれたり、早く動かすために、背中を押してくれたりする

 いつのころからか、ブランコに乗らなくなった

 子供の乗り物だからと決めつけて乗らなくなった

 これは素敵な乗り物ブランコを通しての私の話
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