御曹司の秘書さんの日常◆

記念式典とは
今度、業務提携を結ぼうとしている会社の50周年という節目のパーティ。

病院や医療器具の分野に突起している会社で、
そこのネットワーク力を利用して
高校・大学一環の教育機関を作ろうという
プロジェクトだ。

詳しい指揮は別の部署がとっているものの、
今日は『花京院財閥のお坊ちゃん』として参加しなければならない。


昴は、やれやれとため息をついた。




武も手帳を見ながら、
夕方の会社訪問に間に合うだろうかとため息をついた。



そんな二人のため息を乗せて、
会場にゆっくりと車が到着した。



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