Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
陽菜達は口にクリームを一杯つけながら 美味しそうにかぶりついている。
その横で男性陣はビールを。
車を運転しなきゃいけない(じゃんけんで負けた)野田先輩はコ ーヒーを。
飲みたいだろうに、本当すみません。
「あら、和、眠たいの?」
瑞穂さんに抱かれてシュークリームを食べていた和君がコックリコックリ。
その横で同じように恵太君もコックリしだした。
「陽菜は眠くない?」
保育園児はいつもお昼寝をしてるもんね。
「ひなはねむちゃくにゃいもん」
フフフ…
言葉とは逆に目がトロンとしてますよ。
時計を見ると三時を回っている。
「ぼちぼち帰るか?渋滞になる前に」
「そうだな」
「え~もうかえるの?」
「もうちょっとあそびたいよ」
涼達大きい子達からブーイング。
「ママ達が後片付けしてる間、遊んできていいわよ」
瑞穂さんにお許しをもらい
「わぁ~い」
「遠くへ行かないのよ。川には入らないのよ。早苗ちゃん、涼、 譲君とまぁ君 をお願いね」
「はぁ~い」
遊ぶ気満々だった陽菜はやはりお昼寝タイム。
和君や恵太君と一緒に車の中で気持ちよく寝ている。