Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「あ、やっと帰ってきた」
瑞穂さん
「あら志織ちゃん、どうしたの?顔が赤いわよ」
「ど、どうもしてませんから」
みんなと戻ってきたら瑞穂さんが
「フフフ…また兄さんにからかわれてるの?」
「……」
瑞穂さん、お見通しですか。
「お前の顔に書いてある」
耳元で恭介さんが。
恭介さんを見るとニヤニヤ笑ってる。
もう本当に意地悪なんだから。
「ま、仲がいいのはいいことだけど、ぼちぼち帰りましょうか」
あ、そうだよ。
帰るために呼びに行ったんだから。
「じゃあ帰るか。みんな車に乗れ」
「はぁ~い」
車に乗ると小さい三人はまだぐっすり夢の中。
「野田先輩、お願いします」
「うん。全員乗ってるな」
人数を数え
「はい、大丈夫です」
「うん」
車が走り出して暫くは涼達も賑やかに喋っていたけれど、そのうち静かになったなと思ったら…4人ともにぐっすり。