Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「パパァ おきちぇ!ごはんらよ」
パパは中々起きない。
「パパ」
「…ぅ…ぅん」
パパはお布団を頭から被った。
もうこうなったら僕は必殺技を出すしかないな。
「パパ!」
ギュッ!
「!!り、涼!」
パパは飛び起きた。
そして僕を思いきり抱きしめて
「パパ…やら。や、やめて~キャハハハ…」
くすぐった。
「パパの鼻をギュッってしたから仕返しだ」
「キャハハハ…パパ…こちょばい キャハハハ…」
パパが僕をくすぐり続けてると
「二人とも遊ぶのは後にして。ご飯よ」
ママはニコッと笑い部屋を出て行った。
パパはくすぐるのを止め
「涼、朝ごはんだ」
パパはママに弱い。
ママの言うことは聞くんだ。
だってね、パパはママが大好きなんだよ。
僕、知ってるもん。