Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
動物園に着いて入った所で全員写真を撮って、園長先生が
「じゃあ12時まで自由行動です。12時に広場に集合して下さい。 みんなパパやママ達の言うことをよく聞いて下さい。そして迷子にならないように。お約束ですよ。いいかな?」
「はぁ~い」
みんな手を上げてお約束しました。
「じゃあ行きましょうか?」
陽菜はまぁ君和君と譲君と恵太君と一 緒です。
嬉しいんだけど、女の子は陽菜一人なの。
ちょっと仲間外れみたい。
でも周りにお友達いるからいいや。
「先ずは…っと」
「あ、キリンだ」
まぁ君が指差す方にキリンが見えました。
「じゃあキリンからね」
みんなでキリンの所に行って
「わぁ~」
背が高いな~。
首も物凄く長いし。
あ、キリンが首を下げて陽菜達の近くに顔が。
「ママ、キリンしゃんのおめめってかわいいね」
「そうね」
その時、陽菜の隣にいたおじさんが
「キリンさんにえさをあげたい子はいるかな?」
えっ? キリンに餌をあげられるの?
おじさんはキリンの飼育係さんです。
まぁ君と譲君が
「はいはい、あげたい」
陽菜も負けちゃいられないわ。
「ひなも」
「うん、じゃあみんなでね」
おじさんから草を貰い、まぁ君から順番に。
キリンは嬉しそうに食べてます。
陽菜も上手く出来るかな。
「さ、陽菜の番よ。陽菜は小さいから抱っこしましょうね」
「うん」
ママに抱っこしてもらって
「キリンしゃん、はいどうじょ」
パクリ!
モグモグ…
わぁ~食べてくれたよ。
陽菜、嬉しいな。
「キリンしゃん、ありがと」
陽菜の次はやはりママに抱っこされた恵太君と和君が怖々あげました。
恵太君と和君も泣かなかったよ。
偉い偉い。