Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「貴方達、いつまで遊んでるの。デ ザートが出来たわよ。恭介さんも本気にならないで下さい」
パパの手が緩んだ隙に脱出成功
「おれさまかいじんシャチョーダ、 きょうはこれでかんべんしてやる」
「してやる」
「はぁ?勝ったのは俺だ」
「恭介さん!さ、涼、陽菜 わらび餅を食べましょうね」
「はぁ~い」
「わらびもちだぁ~」
ママと三人キッチンのテーブルへ。
後ろから
「なんで俺が怒られなきゃならないんだ?仕掛けてきたのは涼と陽菜だぞ。 理不尽だ」
なんかぶつぶ呟いてます。
「ママ、パパこどもみたい」
お兄ちゃんが小声で。
「フフフ…聞こえたら怒るわよ」
「そうだね」
「なんだ?お前等コソコソと」
「なんでもありませんよ」
「はやくわらびもちたべよって」
「……」
疑い深そうな顔です。
フフッ 本当にパパ子どもみたい。