Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「今日は…今だけは子どものことは考えるな。パパとママじゃなく…俺とお 前、ただの男と女だ。俺のことだけ見ろ。俺のことだけ考えろ。いいな」
「……」
恭介さんの瞳は熱っぽくて…
「志織」
「恭介さん…キ、キスして下さい」
恭介さんの頭を引き寄せ私から唇を…
「志織…愛していいか?」
「……」
「ん?もう駄目か?」
「ば、馬鹿!そんなこと」
恥ずかしいじゃない。
「ククク…」
相変わらず憎たらしいほどの余裕。
「恭介さん」
恭介さんのパジャマのボタンを
プチッ
プチッ
プチッ
外しながら
「今度は私からシェリー酒を」
露になった恭介さんの胸にそっと唇を。
「フッ お前からか。じゃあ遠慮なく」
恭介さんが覆い被さって
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優しく…
ゆっくり…
甘く…
二人溶け合った。