Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



ご飯を食べてお風呂に入ってお茶タイム


バームクーヘンを二人とも美味しそうに頬張っている。


もちろん私もね。


「パパ」


「ん?」


スコッチを飲んでる恭介さんに


「マンションね、パパどうだった?」


「はぁ?マンションって何の話しだ?」


そりゃ恭介さんには話しが見えないわよね。


「だからマンションだよ」


「どこの?」


涼がクスクス笑いながら


「まえにすんでたマンションのことだよ。きょうね、かえりにとおったの」


「あぁ、あのマンションか」


恭介さん納得。


「どうだって言われても」


「陽菜、パパもここが涼と陽菜とママと暮らすこの家が好きよ。涼も陽菜も好きでしょう?」


「うん。このうちにはにわもあるしさんがいまであるしおくじょうもあるからぼくはすきだよ」


「ひなも!ひなもこのおうちだいしゅき」


負けじと言い張る。


「ん、ならそれでいい。ここがみんなの家だ」


「はぁ~い」


陽菜も納得。


残りのバームクーヘンを食べて機嫌よく眠った。




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