Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「う~んとね、りょうね、おちょーめん」


「えっ?お素麺?お素麺でいいの?」


お母さん、呆れてる。


「うん、りょうね、おちょーめんがたべちゃいの」


笑顔全開で「お素麺、お素麺」と連呼してるし。


「志織?」


「今ね、お素麺に凝ってるのよ」


「そうなの?」


「うん。お素麺をたくさん頂いて食べさせたら気に入っちゃて…ぶっかけ素麺っていうのかしら?錦糸卵やハムやキュウリを飾ってお出汁を入れるの。ま、冷麺の素麺バージョン」


「あぁ、分かったわ。それなら色々食べられるからいいけど、また貴女が手を抜いて素麺だけを食べさせてるのかと」


「お母さん、ひど~い」


「おばあちゃん、ひど~い」


真似してるし。


「ハハハ…ごめん、ごめん」



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