Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「ママ、しょれからどうなったの?」


「その時にゴホンゴホンとお兄ちゃん兎が苦しそうに咳をしました」


「……」


「お母さん兎はお兄ちゃん兎のことが心配で側に行ってあげたいのですが妹兎のことも心配です。『ママ、お兄ちゃん兎の所に行ってあげて』妹兎がママに言いました。『いいの?』『うん。ママにギュッしてもらったから寂 くないもん。だからお兄ちゃん兎の看病してあげて』って。お母さん兎は妹兎をもう一度ギュッして頬っぺたにキスもして 『もうすっかりお姉ちゃん兎ね。本当にいい子。大好きよ』って。お父さん兎も妹兎をギュッして 『偉いな。さすがパパの子だ。さ、今晩はパパと寝ような。こうしてギュッしてるから寂しくないだろ』『うん』 妹兎はパパにギュッされて寝ました。明くる朝、妹兎が目覚めるとお兄ちゃん兎がベッドの横に立ってました。『お兄ちゃん、起きてて大丈夫?』と 妹兎が聞くと『うん、もう治ったよ。妹兎が看病してくれたしママも貸してくれたし。ありがとう妹兎。妹兎のお陰で僕は元気になれたんだ』 チュッ! お兄ちゃん兎が妹兎の頬っぺたにキスしました。お母さん兎も 『本当に偉かったわね』 チュッ! 頬っぺたにキス。 お父さん兎も『さすが俺の娘だ。優しい可愛い兎だ』 チュッ! 頬っぺたにキス。 妹兎は凄く嬉しくなりました。お兄ちゃん兎が治ったのはもちろんですがみんなから褒めてもらえて、そしてちょっとだけお姉さん兎になれたような気がして」




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