Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「はい、到着しました」
「ママ」
「はい?」
陽菜が背中にしがみつき
「ひな、ママだいしゅき」
「うん、ありがとう。ママも陽菜が大好きよ」
「ママ…」
「さ、今朝は陽菜の好きなフレンチトーストにしようね」
「うん!ひなおてちゅだいしゅる」
ーー
ー
「お、いい匂いだな」
「パパ!おはよ。ひながちゅくったんだよ。でもパパはフレンチトーストたべないからパンやくね」
「あぁ」
朝御飯の支度をして
「さ、食べようね」
「ママ、おにいちゃんは?」
「涼はまだ寝てるから後からスープ」
「おにいちゃんうしゃぎみたいだね」
「えっ?」
「シュープだよ」
「あ、そうね」
覚えてたのね。
「さ、陽菜食べようね」
「うん、いたらきましゅ」
今朝は食欲もあり機嫌よく朝御飯を平らげた。
それに片付けも涼のスープ作りまで手伝ってくれた。