Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「陽菜」
「パパ」
パパにしがみつきます。
「大丈夫だ。陽菜はいい子だしそれに強い子だ。怖いことなんて何もない」
「パパ」
「ん?」
「ひな、いいこ?」
「ん、陽菜はいい子だ。確かに今日の陽菜はちょっといい子じゃなかったけ ど…悪い子じゃない。分かるな?」
「う、うん」
「それに陽菜にはパパがいる。パパが陽菜を守ってやるから」
「ほんと?」
「あぁ」
「ひなのこと、しゅき?」
「あぁ、大好きだ。だから陽菜がいなくなったら心配するし、悪いことをしたら叱る。陽菜が大事だから」
「うん」
パパの顔は優しいです。
「パパ」
「ん?」
「だいしゅき」
「ん」